きぶくれぺんぎんのblog

今月のヘビーローテーション: The Rumbling / SiM

「駆」
今年のテーマはこれでいきたいと思う。

まだまだ駆け出しの社会人1年目
入社前か入社後の研修で「初心忘るべからず」と教わった。全く経験のないまま飛び込んだこの世界。得た知識や価値観、未経験だからこそ見えた視点はこの先も忘れてはならない。

続いて、駆け抜ける2年目
初心忘れず、といっても決して初心者ではない。
この1年間、「自分だけでは出来ないこと」は多くあり、その度自分の無力さを自ずと実感していた。しかし少しずつ出来ないことが減ってきている、
と思う。今度は任してもらえるレベルまで。

最後に、駆ける1年に
今回の本題。尚、今もまだ心は決まってない。
この文章を記しながらも熟考してしまう。

だから少し昔の話、、、

小学生の頃の私はスポーツ選手に影響受けまくりだった。プロ野球選手のバッティングフォームを真似てみたり、サッカー日本代表の試合を観てボレーシュートの練習をしたり、とそんな日々を過ごしていた。
そんな中、最も影響を受けたのは箱根駅伝の山の神だと思う。東洋大の柏原選手を観てからそんなに好きじゃなかったランニングを始めた。家から約1km先に500m程急勾配が続く坂道がある。そこに私は1年以上ほとんど毎日通ってた。その時の私は何を思っていたのか。きっと気持ちは5区を駆け抜けていたのだと思う。そんな日々を送っていた私はいつしか普通の小学生から走るのが速い(長距離に限る)小学生へと進化を遂げていた。これらの経験は今でも胸を張って言える。1つの自信へとなった。

そして現在に至る。走るのは好き。
ただ積極的に走ろうとは思わない。
でも変哲のない日々になにか挑戦を加えたい。
とりあえずは自分でも出来そうなことで、、、
という訳であの頃のように1年間真剣にランニングに取り組みたい。
ただ大人になった私には目標がないと挑戦を続けられない。
そこで目標となるのがフルマラソンになるのかなあ(あ、まだ決心できてなかったわ)。
フルマラソンはできれば走りたくない。どんなに速いランナーでも2時間も走り続ける事実が恐れ多過ぎる。
でも挑戦したい理由もある(その理由はまた今度)。
一先ずフルマラソンに出るか否かは保留として、
今年はランニングと向き合って「駆ける」に挑戦する1年にしたい。


末筆ながら・・・
新年明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方々に公私共にお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

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尚、写真は先日のポルノ超特急。
音楽を止めない。フェスを止めない。
これは今年も必ず。

マイノリティの世界

世の中はマジョリティが都合の良いように造られている.マイノリティは常に苦しみながら生きている…という訳でもない.不便だと感じながらもこれが普通だと勘違いしている場合もある.

生まれて23年,ずっと修正テープが使いにくかった.1文字消すのに「だいたいこの辺!」と勘で引っ張る.勿論上手くいくこともあるが,大抵行き過ぎて前の文字も消してしまう.それでも修正テープはこういうもの,そんな認識だった.

しかしようやく気付いた.右手で使えば普通に使えることに笑

 

最近は左利きに対する風当たりが弱まり始めた. 左利きでの生活に慣れたからかもしれないが,私が日常生活で不便に感じることはほとんどない.

しかし私がまだ小学生だった頃は,切れないハサミに,スープを容器に注げないお玉,スポーツ店に2つ程しかない左利き用グローブ(しかも大抵黒色しか無かった)など,,,

まだまだ世間知らずの小学生でも分かるくらいに不便だった.

それが今では両利き用ハサミに両利き用お玉、カラフルな左利き用グローブ,,,

かつて「ぎっちょ」と揶揄,差別された左利きも現在はひとつの特徴個性に変化した.私にとってこの時代に生まれて良かったと思えるひとつの要因である.

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ところでこのようなことを考えていたら思い出したことがある.

大学時代に「身体障害」をテーマにしたレポートを書いた.

視覚障害聴覚障害、肢体不自由をはじめとした身体機能に何らかの障害をもつ人が世の中には存在する.その方々にとって現在の世の中には生きにくい部分が少なからずあると思う.

しかし,かつて「障害」とされたであろう左利きが現在では「個性」に近くなっている.だからこそ,そう遠くない未来に「身体障害」も「個性」と言える世の中になるのではないか.

ここで大事なのは,共生を目指すことだと思う. 先程の利き手の話で例えるならば,左利きの人に「ハサミは右を使え」と言うのでは無く,左利き用のハサミを開発して右利きと左利きを差別することでも無い.

右利きと左利き,双方が使えるハサミを開発することが最も大切だと思う.

そうやってマジョリティもマイノリティも関係なく,誰にとっても不自由が極力少なくなるような社会を創造できれば身体障害が個性と言える時代が来るのではないか.勿論それが最も難しいということは分かっているけど…

確かこんなことを述べた気がする.

 

 

ここまで散々事細かに書き連ねていたら更に思い出した,

そういえばこのレポートC評価だった…

まあそういうこともあるよね.

 

Youngblood 〜若気の至り〜

 

YouTubeでMVを見ていると,時に考えさせられることがある.

5 Seconds of SummerのYoungbloodという曲をご存知だろうか.

5 Seconds of SummerYouTubeで検索すると日本人がまず興味を持つのはタイトルにもある「Youngblood」という曲だと思う.何故ならば海外のロックバンドなのにMVの撮影場所は日本,出演者も日本人だからである.

https://youtu.be/-RJSbO8UZVY

ところで,Youngbloodとは辞書で引くと「若気の至り」といったニュアンスらしい.実際,曲の歌詞には恋愛の駆け引きや相手に対する不信感、愛憎が表現されている.ここまでは巷に溢れる曲の1つだが,この曲のMVが単に日本で撮影されていることだけでなく,内容含めて個人的にとても興味深い.

MVの概要としては,60年間共に歩んできた熟年夫婦が,とある薬を使って若かりし頃に戻るというものだ.しかしその薬には副作用があり,24時間経つと死んでしまう.若返った2人は残された時間を最後まで楽しみ,最期は手を握りあって亡くなる.初めて見た時,軽い衝撃を受けた.

 

私は現在介護職として高齢者を相手に日々働いている.中には介護に対して拒否を示す高齢者の方もおられ,「自分で好きなようにするからほっといて.」そんな言葉を時折耳にする.それでも安全のため,健康のため,或いは御家族様のため,様々な要因でその言葉を無視するような形で介護しないといけない場面が訪れる.

この現状に関して私はよく考えこんでしまうのだ.勿論,バランス良く食事を摂取すると健康状態は改善するだろう.運動を適度に実施するといつかは安定した自立歩行ができるようになるだろう.しかし果たしてそれは本当に今必要なことなのだろうか.高齢者の介護度が低くなって仕事が楽になる介護職員や,元気な姿を再度見たい御家族様のエゴ,或いはお節介になってしまっているのではないか.当のご本人はどうなのだろうか.食べたくもない食べ物を食べさせられたり,好きでもない運動をさせられたりしてまで元気になりたいと思っているのだろうか.

もしあのMVの薬が存在していたとしたら,高齢者の方々はどうするのだろうか.使うのだろうか.使わないのだろうか.過去のために使うのか.未来のために使わないのか.使う人がいるとしたら,,,私が日々やっていることは何の意味があるのか...

こんなことを考えてしまうのも「若気の至り」なのだろうか...

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活動報告

いきなりだが大学時代に所属していたゼミには「活動報告」の時間があった.最近身の回りで起きた出来事,考えたことをゼミメンバーに共有し,時には意見交換を行う時間だった.

大学時代の私は休日どこかに遊びに行くことも少なく,かと言って家で何かに取り組んでいる訳でもない平凡な大学生だった.そのため毎週ゼミの日が近づくにつれて活動報告の話題を必死に探したものだった. そんな日々が2年間続いた結果,大学を卒業する頃には,日常の出来事を自然と振り返るようになっていた.今思えば自分で自己について整理し,時には第三者からの意見をもらえる貴重な場だったと思う(教授がそこまで深く考えていたかはわからないが).

 

時は経ち,私の社会人1年目はもう半年過ぎた.慣れない仕事を覚えることと初対面からの人間関係構築に精を出しているとあっという間に半年間が終わっていた.休日は休んでいたつもりだが具体的に何をしていたのか正直あまり覚えていない.

「このままでいいのか.」

日々自問自答している.しかししっくりくる回答はいつも浮かんでこない.

 

少し日々の生活に余裕ができてきた今,再度活動報告を始めようと思う.

この場所を使って,ひっそりと...

 

誰かに何かを伝えたいわけではないが,徒然なるままに私の日々の出来事や感じたこと,社会のあらゆる事項に対して想うことなどを文章として記すことで自身の価値観の可視化できるのではないか...

そうやって新たな自分が見つかればいいなと思う.f:id:yut_penguin_sim:20211006224730j:plain